子どもでも肩こりになる?!

こんにちは。

全身ほぐし整処 ゆるりのsachiです。

今回は子どもの肩こりについてです。

◆子どもでも肩こりになる?!

その予防法・対策法

肩こりは、大人がなるものだと思ってはいませんか? 実は子供にも肩こりは起こります。幼稚園に通う前の年齢でも、筋肉のコリが生じていることもあります。「肩がこった!」とお子さんが訴えなくても、首や肩の周辺が張っていたり、背中の筋肉が部分的に硬くなり、少し盛り上がっている場合もあります。スキンシップのひとつとして、お子さんの背中を摩ってマッサージをしている方が、コリの変化に気づくこともあるようです。

◎子どもの肩こりの原因とは?

風邪を引いている最中や後などの体調を崩しているときや、イスから落ちたり、頭を机の角にぶつけたりといった外力の加わった後に、肩こりや背中の張りが起きます。

勉強時間が増えて座っている時間が長くなる時期や、ゲーム機器、テレビを観る時間が長引いているなど、姿勢の負担に加え、目の負担が増えた場合にも肩こりが生じます。そういった疲労を回復させるために、しっかりと睡眠をとることが必要です。しかし、塾で帰宅が遅くなったり、遊びに夢中になって夜更かしをしてしまう、といった睡眠時間の減少が疲労回復の妨げとなっています。

また、運動不足が影響することもあります。勉強で忙しいお子さんになると、学校の授業以外で思いきり体を動かす時間が減ってしまう場合があります。姿勢を支える筋肉や骨の発育にも悪影響を与えかねません。

◎子供の肩こりを予防・解消するには?

大人と同様で、家の外で学校生活や習い事、塾などで頭を使うと、少なからずストレスがかかり、体に緊張を起こすことがあります。理想的なのは、帰宅したらホっと安らげる雰囲気をつくることです。家に帰ってもお母さんがガミガミ叱ることが多い場合は、それだけでも肩こりに繋がるケースもあるのです。

お子さんが受けているストレスを軽減させること、そして体を適度に動かすことが、肩コリの予防・解消に繋がります。小さな頃から体を使いバランス力を高めておくこくと、無意識下での筋肉の働きもしっかりして、姿勢を安定させやすくします。肩こり予防にもつながるアイテムや目の保護アイテムを使用するのもひとつの方法です。

◎保護プロテクターで子供の目の疲労を和らげ肩こり予防

勉強やパソコン、ゲーム機器使用についてもいえることですが、目と対象物の距離が一定である時間を長く続けると、目の筋肉は疲労してしまい、そこから頸部の筋肉の緊張を招くことがあります。勉強時間を短くすることは避けたいなら、せめてテレビやパソコン使用の時間だけでも目の疲労を和らげることができると良いかもしれませんね。

LEDディスプレイから発せられるブルーライトは、目の疲労を悪化させる可能性があります。害を及ぼすと考えられる目への刺激が最も強いブルーライトの波長を遮断するプロテクターをテレビやパソコンに使用する方法もあります。

◎トランポリンでぴょんぴょん跳ねて全身運動!

トランポリンなんて、ただぴょんぴょん跳ねて遊ぶだけ? と思うかもしれませんが、その効果はあなどれません。トランポリンへの着地や上に跳ね上がる際に、全身の筋肉を働かせています。

姿勢や反復動作による疲労が原因での肩こり予防や、症状が改善された後の姿勢を保持するのに必要な筋肉のリハビリにもなります。無理なく姿勢安定のための筋肉がついていくことと、狭い場所でも運動不足が解消できるため、勉強の合間にも活用できそうです。 □ぶら下がりで肩周りをリラックス!

1日の中でも座る時間が長かったり、小さな画面を抱え込むような姿勢でゲームに集中するお子さんは、顔の位置がうつむき加減で、両肩も縮こまるような状態になりやすいです。その姿勢が頻繁に繰り返されることで、首・肩周りや背中にコリが生じるようになります。

そこで、室内鉄棒を使いそれらのコリを予防します。まずは鉄棒にぶら下がり肩周りを緩めること。さらに足を床につけて斜め懸垂の要領で、肩甲骨間を開き、肘を曲げることで肩甲骨間を縮める意識で動かす……など、適度な刺激で筋肉の血流を回復させます。

◎バランスチェアで、小さい頃からバランス力アップ!

ユニークな形をした「ビリボ」は、2歳くらいから7歳くらいまでを対象としたバランスチェア。ヨーロッパでは、幼稚園や小学校でも使用されているとのこと。形が面白いので、「座る」といっても子供たちはいろいろな座り方をするようです。

お尻をすっぽりはめて座り、くるくる回転させてみたり、逆さにして座ってみたり……興味のままに使用しているうちに、バランス感覚や姿勢に関わる筋肉も鍛えられていきます。姿勢不良による肩こり予防のベースづくりにも役立ちそうです。

このようなアイテムを使用する際は、危険防止のため、必ず保護者や大人の方がお子さんから目を離さないようにご注意ください。年齢や体力、可能な動きなどに個人差がありますので、無理の無いように少しずつ試しながら行うようにして下さい。

以上、sachiでした。